★ニュース&ブログ
2022-02-26 23:40:00
正解は探す事に意味がある(?)
※今回つぶやきです。読んでもメリットありません。
みなさんは前回放送した
「ありえへん世界」という番組をみましたか?
カット7万円の美容師さんを紹介してました。
独自のドライカット技法によって
「髪を濡らさずカットする」という技術で有名ですね!
私も同じ理論でドライカットするので
同じ持論の人、嬉しかったです(笑)
でも、あの美容師さんは
ドライカットよりも、
もっと大事なのは「美しく魅せる計算式」です。
独自の感性やセンスでカットしてます。
なので、ドライカットが凄いのではないと思います。
ドライカットの技術ならば
やってる美容師も珍しくないですし
きっと、テレビでは紹介できない
「門外不出の美の計算式」みたいなのが
あの美容師さんにはあるんだと思います。
久しぶりにすごい人がいるんだなぁと
感じたので興奮してブログしました(笑)
ちなみに私もドライカットしますが
全部ドライカットしません。
というのは
「人の髪は、常に乾いていない」
というのが持論にあります。
特にシャンプー後の乾かした瞬間は綺麗ですし
その状態は一時的です。
結局、湿気や汗によってスタイルは「動く」からです。
私の場合は、ドライカットからスタートしますが
ドライでベースカットして形が決まると
あえて途中で軽く濡らして切ります。
そこから「湿気で、どう動く?」を見極めます。
その流れや動きを考えてカットして
最終的に形を完成させます。
メンズの場合は突然塗らすことが、多いですが
それも勝手な持論によるもので
色々な理由があるのですが、秘密です(笑)
今回のブログは
なんか「能書き」になってしまいました(笑)
ただ、最後に
伝えないといけない事があります。
(まだまだ校長先生みたいに話し長いよ)
どの美容師さんも経験による独自の持論があり
考え方や目的があって、絶対的な正解はないんです。
濡らしてカットするメリット
ドライカットのメリット
どちらもデメリットもあります。
実は、私も独立するまではウェットカットでした。
会社に強制されたという理由もあります。
どこの講習もウェットカットで教えられますし
やはり世間はウェットカットが主流です。
だからこそデメリットもメリットも分かります。
テレビで気になったのは
「髪を切りやすくしたいから美容師は濡らす」
というのは私の中では違います。
美容師さんは、そこまで自己中ではないです(笑)
髪を濡らすメリットは沢山あります
切った髪がお客様に粉末みたいにくっつかないし
均一なテンションをかけられます。
重めの精密なカットには最適です。
ウェットだけが正解ではなく
またドライカットだけが正解ではなく
ウェットカットをしている美容師さん達にも
考えがあってやっているのだけは
理解してあげてほしいです⭐
皆、何も考えずにカットしていないですし
美容師さんも責任あってやってますから
頭の中で計算して計算しまくってカットしてます。
なのでテレビで何か放送された時に
それを鵜呑みにはしないよう御注意下さい。
本当に何が正解なのかは人によって違います。
私だって「これが最適かな」と思って
精一杯カットしましたが
とても残念な気持ちにさせてしまった事があります。
自分なりの理由や計算でカットしても
相手が失敗と判断したら失敗なんです。
何も言わずに離れていったお客様も沢山いるはず
毎日「あの人は本当に正解だったか?」
と、ずーっと考えているもんです。
「本当は、あのスタイル嫌だったかな?」とか
「帰った後、手入れ楽になっているかな?」とか
「本当はガッカリしてなかったかな?」など
常に考えていますしエンドレスです。
ハサミは切った瞬間に終わってしまう世界。
一瞬で相手を悲しませてしまう凶器にもなります。
私たちは常に、それと戦ってます。
でも切らなきゃ綺麗にできないんです。
なんだか話が変な方向につぶやきだしました。
はい
今回のブログまとめます!(笑)
まずドライカットいいよね!から始まり
でも、正解はないですよ!って事で
偉そうに話してる私でも葛藤してますよ。
という事でございました(?)
つぶやきブログ拝見いただき
ありがとうございました!!